町並みは見慣れたとはいえ殺風景な砂漠を思わせるような光景が依然として変わっていないが、夕方になると少しずつ電灯の明かりが増えてきている。
9月、多くの議論の末、大槌祭り開催が決まった。しかし安渡の鎮守、二渡神社は今年の開催は見送りという結論となった。
一方の小鎚神社、開催名称は「小鎚神社祭典 ”魂と供に” 」である。
賛否両論は当然として受け止め、開催日は9月24、25日、犠牲者を想い、その魂に捧げる祭りである。
小鎚神社参道から拝殿へ |
翌日25日、天候も絶好の秋晴れ、神輿殿前に整列し、神輿に御魂入れ直後とフィナーレの神輿納め、最初と最後が臼澤鹿子踊の出番である。
神輿殿前でいざ本番 |
鎮魂の神輿と虎舞 |
例年の7割ではあったが5才から70才までの大所帯である。
神輿の担ぎ手、虎舞、太神楽、みな真剣に目いっぱい取り組んでいた。
想いはひとつであった。
今年も終わった・・・、来年は・・・・・・・。